【完全初心者向け】足撮り機材選び【買ってはいけないズームレンズキット】
機材についてご質問をいただきました。
「これから足撮りを始めるとしたら、どんなカメラとレンズがあれば良いか」
ということで、今回は足撮りのカメラ・レンズ選びについて書いていこうと思います。
「足撮りをはじめたいけど、どんな機材が必要かわからない」という人に向けた投稿です。
少し長い記事になりますが、できるだけ専門用語を省き、わかりやすく書いていこうと思います。
すでに一眼レフカメラや写真に精通している人には、あまり参考にならない記事だと思います。
本記事のテーマ
【完全初心者向け】足撮り機材選び【買ってはいけないズームレンズキット】
足撮りのカメラ・レンズ選びのポイント
1. 撮りたい構図で選ぶ【接写から全身まで】
2. 撮りたいシチュエーションで選ぶ【屋外~屋内(明るい~暗い)】
3. キットレンズは必要ない【単焦点レンズ1本で十分】
4. まとめ
5. 参考まで…【文月の使用機材】
その前に…
本記事を書いている私、文月はカメラ・写真歴8年ほどです。
元々はポートレート(人物写真)を撮っており、年間50人ほどを撮影していました。
現在は、足が撮りたくなったので(笑)ポートレートは撮っていませんが、写真やカメラの一通りの知識と経験があります!
それでは足撮りの機材選びについてみていきましょう。
1. 撮りたい構図で選ぶ【接写から全身まで】
1-1. カメラ本体選び
カメラ本体は、エントリークラスからミドルクラスまでのカメラがオススメです。
APS-Cというセンサーを採用しているモデルで、比較的お求めやすい価格のカメラです。
フルサイズセンサーを採用しているカメラは、ハイアマチュアからプロ向けで価格がかなり高いです。(2021年11月現在、Amazonで157,000円~625,000円)
1-2. メーカーの選択
メーカーはキヤノンがオススメです!
デジタル一眼レフカメラ市場は、キヤノンとニコンで96%以上のシェアを占めています。ユーザーが多いということは、身近な人とのレンズの貸し借りができたり、実際に使い方をレクチャーしてもらえたりするなど、様々なメリットが生まれます。
キヤノンとニコンのうち、特にエントリークラスのモデルに力を入れているのはキヤノンです。
さらに、人物撮影に定評があるのもキヤノンです。
また、後ほど紹介するレンズ選びも考慮すると、メーカーはキヤノン一択になります。
キヤノンのエントリークラスのカメラでオススメの2機種をご紹介します。
モデル名 | Canon EOS Kiss X90 ボディー | Canon EOS Kiss X10 ボディー |
参考価格(ボディのみ) | 52,000円程度 | 72,000円程度 |
発売時期 | 2018年3月 | 2019年4月 |
センサーサイズ | APS-C | APS-C |
有効画素数 | 約2410万画素 | 約2410万画素 |
測距点 | 9点 | 9点 |
常用ISO感度 | ISO100~6400 | ISO100~25600 |
連続撮影速度 | 最高約3.0コマ/秒 | 最高約5.0コマ/秒 |
液晶モニター | 3.0型/TFT式カラー液晶モニター | ワイド3.0型/TFT式カラー液晶モニター |
画面ドット数 | 約92万ドット | 約104万ドット |
Wi-Fi | ○ | ○ |
本体サイズ | 幅 :約129.0mm 高さ:約101.3mm 奥行:約77.6mm |
幅 :約122.4mm 高さ:約92.6mm 奥行:約69.8mm |
本体重さ | 約475g | 約449g |
上表でスペック比較した場合、『Canon EOS Kiss X90』の発売が1年ほど古く、2万円程度安いですね。
常用ISO感度は最高6400あれば十分です。
実際には、私は400以上にすることがまずありません。
ISO感度や数値を大きくしない理由については後ほど触れます。
連続撮影速度は、足撮りで連写する必要はないと考えますので無視しましょう。
液晶モニター(カメラ背面部の小さなモニター)とそのドット数は、それほど差を感じられないと考えます。
こちらも無視しましょう。
本体サイズや重さも、それほど気にならない差だと思います。
「このカメラがあと9mm低ければ…!」「あと30g軽ければ…!」と感じる場面はないです。
以上のことから、『Canon EOS Kiss X90』がオススメです!
1-3. レンズ選び
結論から言うと、足撮りでは焦点距離50mm~70mmの単焦点レンズが1本あれば十分です。
足を撮る場合、画角いっぱいに足だけを撮る構図から、足を含め全身を画角に収める構図までが中心の構図となるでしょう。
モデルさんと遠く離れて撮影をするシチュエーションはまずありません。したがって、焦点距離の長い望遠レンズは必要ありません。
逆に、広い風景や大規模な集合写真の撮影に適した焦点距離の短い広角レンズも必要ありません。
APS-Cサイズのセンサーを採用したカメラでの使用を想定した場合、焦点距離が50mmのレンズは非常に扱いやすいです。70mmになると、撮影に少し距離が必要になるため、家具などがある屋内での撮影では、意外と狭さを感じる場面が出てきます。
さらに、価格を考慮した場合、焦点距離50mmのレンズには、キヤノンの“撒き餌レンズ”と呼ばれる単焦点レンズ『EF 50mm F1.8 STM』が選択できます。
2. 撮りたいシチュエーションで選ぶ【屋外~屋内(明るい~暗い)】
写真の撮影には明るさが重要です。
日中に屋外で撮影する場合は、太陽光という強力な光源が利用できるため明るさを気にする必要はありません。
雨の日や屋内、夜の撮影になると写真に必要な光を次のいずれかの方法で確保する必要があります。
①照明を設置したり、フラッシュを使用したりして光を増やす
照明が持ち運べる場合や、フラッシュを利用できる場合は、光を追加することができます。
②レンズから取り込む光の量を多くする
光を多く取り込めるレンズは「F値」が小さいレンズです。前項で紹介した『EF 50mm F1.8 STM』は、F値を最小1.8に設定できます。1.8はかなり明るい数値で、多少暗い屋内でも十分に撮影ができます。
③ISO感度を上げる
デジタルカメラは本体側で、レンズから取り込んだ光を増幅させて写真を明るく撮ることができます。
具体的には、ISO感度という数値を大きくすることで、どれくらい光を増幅させるかを変更できます。
ただし、大きくすればするほど写真にノイズが入ります。ISO感度1600以上になるとノイズで画質が荒くなります。このため、ISO感度は400か800程度までに抑えて、レンズのF値を小さくすることできれいな写真を撮ることができます。『Canon EOS Kiss X90』のISO感度は最大で6400、『Canon EOS Kiss X10』のISO感度は最大で25600ですので、必要なISO感度は十分にあります。
実際にISO感度を変えた写真を拡大してみました。
ISO感度100の写真。
ISO感度1600の写真。
ISO感度6400の写真。
ISO感度1600でもややノイズが目立ち、ISO感度6400ではかなりのノイズが入っていることがわかりますね。
このため、写真の画質に影響しない①の光を増やす方法と②のレンズから取り込む光の量を多くする方法を合わせた撮影がオススメです!
3. キットレンズは必要ない【単焦点レンズ1本で十分】
一眼レフカメラの多くは、カメラとズームレンズがセットになって販売されています。
『ダブルズームキット』という、異なる焦点距離のズームレンズが2本セットになっている場合もあります。
しかし、キットのズームレンズは、お世辞にも写りがよくありません。
また、ズームレンズはF値の最小値が大きく、『Canon EOS Kiss X90』のキットレンズ『EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS II』や『Canon EOS Kiss X10』のキットレンズ『EF-S18-55 F4-5.6 IS STM』では、F値の最小値が18mmの広角側でF3.5またはF4.0です。
これは、単焦点レンズ『EF 50mm F1.8 STM』のF1.8と比べると、F4.0はけっこう暗く、望遠側55mmの最小値F5.6はかなり暗いです。
こちらも百聞は一見に如かず。
どれくらい明るさに差があるのか、実際にF値だけを変えて撮影してみました。
F1.8で撮影。
F5.6で撮影。
比較するとかなり暗いですよね…!
ズームレンズのメリットは、動かないでも画角を変えられるところにあります。
例えば、スポーツの観戦のように決まった位置からしか撮影できない場合などはズームレンズが必要になります。
ですが、足撮りのシチュエーションでは、自分が前後に動くことができないという場面はまずありません。
ズームレンズより明るくて写りの良い、単焦点レンズがオススメです!
4. まとめ
・比較的リーズナブル
・キヤノンはエントリークラスのモデルに力を入れている
・キヤノンは人物撮影に定評がある
・足撮りに十分なスペックがある
・コスパの高い単焦点レンズが選択できる
2. レンズは『Canon EF50mm F1.8 STM』がオススメ
・コスパが高い
・F1.8で明るい
・狭い屋内での撮影でも使いやすい
3. キットのズームレンズは必要ない
・足撮りでは自分が前後に動けるため、ズームする必要がない
・モデルさんと遠く離れて撮る必要がない
・単焦点レンズと比べると写りが悪く、暗い
いつまでも鮮明な足フェチ写真をたくさん残せる人生に、夢が膨らみますよね!
この記事が少しでも、これから足撮りを始めたい人の参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました!
参考:私が足撮りで使っているカメラ・レンズ(かなりクセがあるのでオススメはしません…)
『写真集:さや -20歳- 25.5cmのギリシャ型美足を全方位激写で丸裸に!【高画質】』
『写真集:美緒 -24歳- 柔肌すべすべ23.5cmの足裏・足指・指裏まで超接写!【高画質】』
『写真集:ゆい -22歳- インストラクターの完璧な美足を写し抜く!【高画質】』
『写真集:お得セット【高画質】超美人ショップ女子店員の素足接写 – 美沙 –』
上記4つの写真集の撮影で、私は下記のカメラとレンズを使っています。
PENTAX K-3II
【レンズ】
smc PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 WR
接写用のマクロレンズです。
smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited
メインレンズです。
smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited
少し距離をとって広い画角で撮りたいときに使います。
HD PENTAX-DA 15mm F4 ED AL Limited
ガラスのテーブルに貼り付けた足裏を撮るときなどに使います。
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